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無題
2011/12/31

 先日戦争中の海軍の本を読みました。戦争関係の本は巷にたくさんありますが、今回読んだ本は軍令部、つまり戦争を遂行した側の立場の人たちの証言に基づいて書かれた本でした。それを読んでみたら、
  「陸軍悪玉・海軍善玉というのが定説だった     が、実際は海軍も積極的であり、しかし、その   海軍も明確な戦略などなく、場当たり的だっ    た。さらに敗戦後、海軍は組織的に組織防衛を   行い、責任逃れに終始し、その結果、多くの上   層部が戦犯を免れた。」
 という内容のことが書かれてありました。特攻も上層部の指示によって行われ、その責任も誰も問われていない。特に多くの軍令部の人たちには、多くの兵士を死に追いやったことに対して、自責の念が甚だ希薄だったことに大きな衝撃を受けました。
 このような姿勢、今もまったく変わっていないのではないのでしょうか。先日原発事故の検証番組をやっていましたが、その時の政府の対応を見たら、当時とほとんど同じだったような印象を受けました。過去の失敗から何一つ学んでいないんですね。
 

久しぶりの更新
2011/11/18

久しぶりの更新になります。その間こんなに市場が酷くなるとは見当もつきませんでした。今頃になってギリシャが炎上するのですから。どうやら日本も救済に資金を出さざるを得ない様子。その時は当然円安にする位の条件はつけるのでしょうね?



















本当に増税するの?
2011/08/04

 復興の財源調達にまことしやかに増税という声が出ていますが、今増税すればまさに嵐の中で雨戸をあけるようなものだと思います。
 最近聞くのが基幹税の増税。ただでさえ高い法人税をさらに上げたら、みんな海外に行ってしまうのは誰でもわかることです。それに所得税。源泉徴収の人は実感がわからないかもしれませんが、実際の自分で払うと、重税感がひしひしと伝わります。それを上げたら、果たしてどうなるでしょうか。一気に冷え込むと思います。それに所得税が上がるということは、それに連動して他の税金も上がるというわけですから、影響は計り知れません。
 百歩譲って増税するなら、基幹税の税率を下げて、消費税を上げる、その方がいいと思います。その方が公平性の観点からも筋が通っているのではないのでしょうか。一部の人、取りやすい人から取ってしまおう、という姿勢には反対です。
 私は思うのですが、この際法律を改正して、現在の当選金の上限をもっと引き上げて、1等30億円くらいの
震災くじをやってみたらどうでしょう。私だったら喜んで買います。

東○に原発を!
2011/04/20

 東日本大震災による福島第1原発の事故、今後の原子力のある方が問われているのは当然ですが、たけしの「東京に原発を作れ」という発言に賛否両論が沸き起こっているそうです。この意見は昔から言われていることですが、その賛否は抜きにして、たけしのコメントには考えさせられてしまいました。
 テレビでは「東京に原発を作った場合、安全性については完ぺきなものを求めるだろう。あらゆることを想定して100%安全なものを作るはずだ・・」というような内容だったと思います。確かにそうだと思います。しかしそう考えると、こう勘ぐりたくなってしまいます。「じゃあ福島はどうだったの?地方だから安全性なんてどうでもいいっていうことなの?つまり東京が上で地方は下なのか?今までそういうふうに思っていたのか?」と。

風土
2011/04/06

 3月11日の甚大な被害を出した東日本大震災。こちらも大きく揺れました。私は和辻哲郎の「風土」を思い起こさざるを得ません。
 「風土」という本では、日本などの東アジアの自然に対する見方は「モンスーン型」と区分しています。そこでは自然は私たちに大いなる恵みを与えてくれる反面、時にその自然は猛威をふるって私たちに襲いかかる・・・。今回の地震は最たる例です。だから私たちは自然に対して受容的・忍従的になる、というものです。「自然には到底かなわない」という考えでしょうか。
 それがヨーロッパになると「牧場型」です。自然は扱いやすい、だから人間は自然を利用・支配すべきもの、だからヨーロッパで自然を利用するために自然科学が発達してきたというわけです。
 私たちはどうやら自然に対して、従来の「モンスーン型」を忘れ、ヨーロッパの「牧場型」に傾きすぎていたのかもしれません。最たる例が今回の深刻な原発事故。「想定外」という言葉を乱発していますが、「自然は時として私たちに牙をむく」とすれば、十二分に地震や津波対策をしてもしすぎることはないと思います。まあ今となっては後の祭りですが。和辻哲郎の「風土」は私たちに対する警告だったかもしれません。私はそう感じました。

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